2015年

5月

24日

ロックンロールと流浪

 大好きなドリフト・アウェイという曲をカントリーの大御所ワイロン・ジェニングスとウェイモア・ブルースバンドが演奏している。

 演奏風景はブルース・ブラザーズなら突っ込みどころ満載という感じもするし、野暮ったさはかなりのものだけれど、そんな小さな事はいい。

 この曲は

「ビートをきかせて、俺を解放してくれ。ロックンロールと放浪の中で死にたいんだ」

 という歌なのだけれど(本当はロックンロールと放浪に浸りたいんだてな感じですが、ワイロンにはもっと込めているものがあるように見えてしまいます)、その通りに、ワイロンはこのライブが最後となり、今はもう帰らぬ人となった。

 カントリー歌手として生涯を旅に暮らした人が、この歌を最後に歌って死んで行った。そういう歌と人があるというのを、遠くから見る以外にないのだが、自分もそんな風でありたいという願望はやはり拭えない。